新城歌舞伎

shinshiro1

前日、大雨にも関わらず、10月20日当日は秋晴れで、お客さんの入りもまずまずでした。
文協創立30周年記念事業の新城歌舞伎の演目の解説を、南山大学教授の安田文吉先生にしていただきました。先生は古典芸能に造詣が深く、余談と本題が交叉して、みなさん終始笑っていらっしゃいました。
歌舞伎とは傾く(かぶく)から来たとのことで異様な身なりをする意でした。
農村では地芝居として1663年から始まり、大歌舞伎で演じないものをしたそうです。まさに新城歌舞伎の原点です。

~演目のポイント~
源氏点の場では洗い髪の色気を出すあたり、お富の人物がはっきりするところであり、又嫌味に白粉を塗る場面。
袖萩祭文の場では、平安時代の設定でまだ三味線がない時代なのに祭文を唄う場面。
子供歌舞伎の白浪とは盗賊の意味で中国の言語だそうです。
(企画委員長 西山典子)

shinshiro2shinshiro3

shinshiro4shinshiro5

shinshiro6shinshiro7

shinshiro8

shinshiro9